
分譲住宅購入のススメ
安心で、コストパフォーマンスが高い分譲住宅。
今回は、そんな分譲地購入のメリットを4つ、ご紹介していきます。

1.価格がわかりやすいこと
土地を買えば、すぐにも家を建てられるものと考えがちですが、じつはその土地を建築に適した状態にするためには様々な付帯工事が必要で、その付帯工事の費用は土地の価格には含まれていません。付帯工事の内容によっては、何百万円と追加しなくてはならないことも実際に起こり得ます。一方で分譲住宅は、それらの付帯工事をすべて完了した上で価格を決定していますので、追加料金は発生しません。

分譲住宅でない場合、必要になる可能性の高い付帯工事 | |
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給排水管やガス管の引き込み工事 | 分譲地では敷地まで引き込んだ状態で販売しますが、土地だけを買う場合には、工事がなされていないことがあります。その場合は道路から建物までの配管を、土地の買い手自身が行わなくてはなりません。特に、大きな敷地や旗竿形の土地で、建物が道路から離れているような場合には、工事費も相当の金額になります。 |
土地改良工事 | 地盤がしっかりしているかを調査して、軟弱な地盤であれば改良工事を行ってから建築しなくてはなりません。改良工事を怠ると、建物が不動沈下を起こし、家が傾いて基礎や外壁に亀裂が入ったり、ドアの開閉が困難なったり、めまい・肩こりなどの健康障害を引き起こしたりします。そうなれば建物そのものの資産価値もゼロになってしまいますね。地盤を調査してみないことには必要な工事の種類を決められず、地盤が良くない場合には、費用も相当かかることを念頭においておかなくてはなりません。 |
高低差がある場合の工事 | 道路に対して土地が高くなっていたり、低くなっていたりする場合には、擁壁などの土留め工事が必要です。階段やスロープもつくらなくてはなりませんね。土を削る場合などは、残土の処理費用もみておかなくてはならず、土地の形状によってはかなり費用がかかってしまうことに。 |
外構工事 | 門扉や駐車場、フェンスなどは家の顔ともいうべきもので、建物との調和・バランスがとても重要です。にもかかわらず、注文住宅の見積りには外構工事が含まれていないケースがほとんど。建物に費用をつぎ込んでしまって外構工事ができず、敷地内に家だけがぽつんと建っているのを見かけたことのある方も多いのでは? |
2.一度にたくさん建てることによるコストダウン
一棟分ずつ資材や人材を集めてつくる注文住宅とは異なり、分譲住宅では複数の建物を計画的に建築していきます。そのため資材を一括して大量に仕入れることができ、資材の輸送、搬入も同じ現場にまとめて運ぶのでロスが少なく、メーカー側も値引きなどの交渉に応じてくれやすくなります。仮設トイレ、工事用の電気なども使い回しができるので、経費を節減でき、固定費が下がります。ひと口に言うと、バラバラの現場に1棟ずつ建てる場合に比べ、ロスがずっと少なくなるということですね。ですので、分譲住宅では、無駄を抑えた経費を生かし、建物のグレードを通常より良いもので提供しているケースがほとんどです。
日本中央住販では、お客様の好みやライフスタイルに合わせた家づくりを叶えるために、豊富な商品ラインナップをご用意しています。平屋住宅から、屋上庭園付きの3階建て住宅、話題のゼロエネルギーハウスZEH仕様など。分譲住宅と注文住宅のイイトコドリが叶う、それが日本中央住販です。
3.リアルサイズでイメージできます
また、分譲地によっては、実際の分譲地にモデルハウスが建っている場合があります。住宅展示場のモデルハウスとの違いは、『リアルサイズで建てられている』こと。つまり、モデルハウスを見れば、その分譲地で始まる等身大の暮らしがイメージできるというわけです。そしてもう一つ大切なのは、『その土地の形状や、周辺環境に合ったプランで建てられている』ということ。どんなに素敵なプランでも、敷地に収まらなければ家は建てられません。住宅展示場などにあるモデルハウスは確かに素敵ですが、四角い形の土地を、広く使って描かれたプランなので、あまり現実的とは言えないのです。

4.手間をかけずに済みます
家づくりには高額のお金がかかるだけでなく、手間暇もかかります。「そのプロセスも含めて楽しみたい」という方には良いのですが、「できれば時間とエネルギーをあまりかけずに、理想に近い家を手に入れたい」とお考えの方にとっては、かなり負担が大きいのではないでしょうか。

たとえばあなたが、注文住宅を建てようと建築会社へ行ったとしましょう。基本的には建築会社は建物を建てるのが専門ですので、土地も自分で探し、ローンの手続きも自分で行わなくてはなりません。限られた休日をやりくりし、土地探しをしていれば、あっという間に1、2年は過ぎてしまいます。その間に買い時を逃す、という可能性も大いにあります。
注文住宅でないとイヤ、と思っておられる方も、もしお探しのエリアに分譲住宅の情報があれば、あまり先入観をもたず、出かけてみられることをお奨めします。
分譲住宅を愛している業者を選んでください
いかがでしたか?分譲住宅にはいろいろとメリットがあることを、感じていただけたでしょうか。ここでご紹介したのは主にハード面や、時間・費用の観点からの効率の良さですが、その他にも「新しい街で、みんな一緒にスタートを切れるのがいい」「同世代が集まって、子どもにお友達がたくさんできる」といったこともあります。

最後に、これは私ども日本中央住販が分譲地を計画する際いつも自戒している事なのですが、山を崩して造成地をつくる時、草や木や、小鳥や動物たちの棲家を奪ってしまったことに心の痛みを感じます。だから、せめて長くきれいに住み続けてもらえる街、資産価値が高く、大事に住み継がれる街をつくりたいと思っています。そのためには、できるだけたくさん区画をとって、1区画でも多く売れればいいという考え方では全くダメで、ゆとりや安全性、癒し感がとても大切です。日本中央住販のコンセプトは『住むだけでしあわせになる家づくり、街づくり』。その言葉に恥じない分譲住宅づくりを続けていきたいと思います。

この記事を書いたライター
スムシア編集部 | 日本中央住販 大阪
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