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その価値観、もう古いかも!?平屋のメリット・デメリット!

平屋とは、一階建ての家のことをいいます。

みなさんは、平屋と聞くとどんなイメージを持ちますか?

昭和の家、子どもが巣立った後のシニア世代の家、、、。

そんなイメージはもう古いかもしれません。いま、利便性とデザイン性に優れた平屋が数多く登場し、若者世代を中心に人気を集めています。

コロナでお家時間が増え、自宅での暮らしが見直されている今こそ、選択肢としての平屋住宅をご紹介します。

どうして今、平屋に注目が集まっているの?

時代と共に住宅の様式は様変わりします。総務省が実施する「住宅・土地統計調査」のデータによると、伝統的に平屋が多かった日本で2階建住宅が急増したのは高度成長期。住宅難や都市の過密化、土地価格の高騰などにより、2階建てが急速に浸透したのです。昭和25年ごろには平屋と2階建ての戸数は大差ありませんが、現在では平屋の数は2階建ての10分の1にも満たない状況となりました。

そのような中、いま、また平屋に注目が集まっています。少子高齢化、核家族化が進むと同時にライフプランを見通した考え方をする人が増えたこと、また、デザイン性を評価する若い世代が増えていることなどがその理由です。

平屋住宅の大きなメリットは?

平屋住宅で生活する上でのメリットは、もちろん家事動線が集約していること。たとえば、2階建ての住宅で洗濯機が1階にあり、洗濯物を干すベランダが2階にあると階段を上り下りしなければなりません。また、家族を起こしたり、服を着替えたり、モノをしまう時も階段での移動が必要です。平屋なら移動が少なく、日常生活が効率的に進められるのです。

「いつかバリアフリーにしないと」「地震が心配」など住宅にまつわる将来の不安も解消します。

移動が楽

階段がないので移動がスムーズです。膝への負担が少なく年齢を重ねても安心ですね。

掃除が楽

もちろん階段掃除も不要ですし、ロボット掃除機との相性も抜群です。

メンテナンスが楽

外壁、屋根の修繕に足場が不要なので、修繕費用が割安になる傾向があります。お手入れしやすい一面も。

家族とのコミュニケーションが増える

リビングが活動同線なので、自然と家族がリビングに集まります。子どもとも自然に顔を合わすのでコミュニケーションが取りやすいのが魅力です。また、全て同じフロアなので別室の家族の気配もゆるやかに感じられるので安心感があります。

災害に強い

建物の高さが低いから構造が安定し、台風や地震に強く安心です。

間取りの自由度が高い

上の階がないので、構造的な不自由が少なく、自由度の高い間取りが実現できます。建物をコの字型やロの字型にして中心にプライベートな中庭を作ったりなんかもできます。

一方、平屋住宅のデメリットとは?

広い敷地が必要

当然、二階建てや三階建ての住居に比べると敷地面積が多く必要になってきます。一般的な4LDK、延床面積25坪ほどの家を建てようと思うと、建ぺい率50%なら50坪以上の土地が必要になります。

坪単価が高くなる

二階建て住居と比べて、基礎工事と屋根工事の費用がかさむので坪単価は高くなる傾向にあります。替わりに階段や廊下が不要なので延床面積は抑えることができます。

場合によっては日当たりが悪くなることも

間取りや立地にもよりますが、北側の居室は日当たりが悪くなる傾向にあります。中庭を設けるなどの対策が必要かもしれません。

プライバシーの確保が難しい

全てのフロアが1階部分にあるので、隣家や道路からの視線を意識して間取りを設計しなければなりません。

まとめ

今注目の平屋についてご紹介しました。これから家を建てる方は、マンションと戸建ての良いとこどりな平屋を検討してみてはいかがでしょうか?

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