
完成物件購入のメリット・デメリット
完成物件とは、その名の通り建物の建築が完了している物件のことです。注文住宅を購入しようとすると、土地を探して、間取りを決めて、ローンの計画を立てて…。と何かと時間がかかります。
しかし完成物件だと手続きが完了すれば、即入居可能でマイホーム購入を急いでいる方におすすめです。

今回は完成物件の購入を検討されている方へ、そのメリット・デメリットをご紹介していきたいと思います。
まずは完成物件はどんな方におすすめか、チェックリストをご用意しました。
- とにかく早く家が欲しい!
- 教育費のためにも、住居費だけにお金をかけすぎたくない
- 個性のある家よりも、環境や生活の利便性を重視したい
- 正直、知識もないし、家づくりはプロにまかせたい
- 家族構成やライフスタイルは一般的だ
上記に当てはまる方には完成物件がおすすめです。
逆に、住宅の設備やデザインにこだわりのある方には注文住宅をおすすめします。
注文住宅についての記事もございますので、そちらもご覧ください。
完成物件のメリット
すぐに入居できる!
購入できればそのまま入居が可能なため、素早く購入したい人にとって、完成物件は最適です。
また、土地と建物がセットになっているため、売買契約と同時に住宅ローンを申し込み、 物件引渡しのタイミングで融資を受けることができるので、1回の契約で全ての融資が済み、手続きもシンプル。現在の金利でローンを組むことが可能です。契約から最短2カ月ほどで入居できます。
お子様の入学に合わせて住み替えたいけど、時間がない!なんて方には助かりますね。

リーズナブル
完成物件のメリットは、注文住宅よりもリーズナブルであること。なぜ、完成物件にすると価格が抑えられるかというと、設計段階がおまかせのため、手間や段取りが省略でき、人件費が抑えられるから。さらには一棟分ずつ資材や人材を集めて作る注文住宅とは異なり、資材を一括で大量に仕入れることができるため、経費を節減できるのです。
自己資金は多いに越したことはありませんが、早く買うことで今後家賃を無駄に払わずにすむ、返済期間が長くなり月々の負担が少なくてすむといったメリットもあります。

実物を確認できる
何といっても実際に建っている家を内覧することが可能なので、家具のレイアウトを考えたり、生活動線を確認したり、リアルに生活を想像することができます。また、周辺環境も実際に見学できるので、日当たりや風通し、窓からの景色や隣家の窓の位置、壁の防音性など、前もってチェックすることができます。

完成物件のデメリット
細かい要望が反映できない
完成物件はすでに建っている家なので「間取りは気に入ったけど、キッチンの設備が気に入らない」という場合にも、どちらかを妥協しなければなりません。細かい要望がたくさんある方には向いていないと言えるでしょう。
しかし現在の住居では家族の形によって間取りを変えられる間仕切り壁等、さまざまな工夫のある住宅もあるので自分達の条件に合った家を探しましょう。

まとめ
完成物件にはメリット・デメリットがそれぞれあることがお分かりいただけましたでしょうか。
住宅購入を急いでいる方は、完成物件購入もぜひ視野に入れてみてください。

この記事を書いたライター
スムシア編集部 | 日本中央住販 大阪
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