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後悔しない!モデルハウス見学の流れと注意点

 モデルハウス見学というのはとても楽しいものですよね。しかし漠然と住宅展示場に行ってみると集客用の高価なモデルハウスを見て夢や希望がふくらんだものの、あとから予算とかけ離れていてがっくり…なんてことになりかねません。見るべきところはしっかり見て、家づくりにしっかりと活用させることが大切です。事前にモデルハウス見学の際の注意点をチェックして、しっかり備えて有意義な見学会にしましょう!

1.モデルハウスに行く前に家族で話し合おう

家がほしい理由はなあに?

家がほしい理由は人それぞれ。自分たち一家の「一番ほしい理由」をはっきりさせておくと、家づくりで迷ったときの指針になります。

  • 子どもの就学時期に合わせて落ち着ける住まいがほしい
  • 子どもが安全に学校に通える家がほしい
  • 通勤に便利な場所がいい
  • 自分の部屋がほしい
  • 自分の趣味を楽しめる家にしたい
  • 家賃がもったいない
  • マイホームがあると老後が安心

家族会議を設けよう

現在の生活の不満点を書き出したり、新居に希望する間取りや設備などを話し合ったりしておきましょう。「キッチンはアイランドにしたい」「家族の会話を大切にしたい」「収納はたくさんほしい」など、ノートに書き出しておくと、実際の打ち合わせの際にも役立ちます。また、それぞれの優先順位も明確にしておくことが大切です。

自己資金として用意できる金額や毎月の支払いはいくらぐらいまで大丈夫か、なども簡単に把握しておくといいですね。ただし、この会議はあくまでも家づくりのテーマ、大切にしたいことの意見を出し合うことが重要です。ざっくりとした内容にとどめておきましょう。

家族でこんなことを話し合っておこう

  • 住む人数は何人?
  • ペットは飼う?飼わない?
  • 5年後、10年後、家族の状況はどうなっている?
  • いつまでに入居したい?
  • 今の住まいで気に入っているところは?
  • 今の住まいの不満なところは?
  • 必要な部屋数は?
  • 駐車の台数は?
  • 駐輪のスペースは必要?
  • 理想のライフスタイルは?
  • 自己資金はどのくらい?
  • 毎月支払える額はどのくらい?

マイホーム購入の基本的なお金について書いた記事もあるのでそちらも参考にしてみてください

2.見学したいモデルハウスを選んで予約する

家族会議で理想の住まいが想像できてきたところで、実際に見学するモデルハウスを探します。住宅展示場では週末にイベントや来場プレゼント等を開催しているところなども多いですので、ホームページを見たり、資料請求したカタログ、折込チラシなどで情報収集し、事前に見学したいモデルハウスを予約することをおすすめします。見学には時間も労力もかかりますので、計画的に見学していきましょう。

質問したいことをまとめよう

モデルハウス見学では住宅メーカーの担当者さんが案内してくれます。住宅のプロに話を聞ける機会ですので、事前に質問したい事をまとめておくと「あれ聞いておけばよかった」と後に後悔することも防げます。また、新居に持ち込む家具の大きさ等を測っておくと見学の際に役立ちます。

3.実際にモデルハウスに行ってみよう!

いよいよ見学当日です。モデルハウス見学というのはとても楽しいものですが「すてき」「きれい」で終わってしまわないように、見るべきところはしっかり見て、家づくりに活用させることが大切です。多くのモデルハウスは注文住宅平均相場より設備も豪華で、広いことが多いですので注意が必要です。実際の暮らしをイメージしながら見学するようにしましょう。

モデルハウス見学の際に持っていくと便利なグッズ

・メジャー

・スマートフォン(カメラ)

・筆記用具

モデルハウス見学ではたくさんの情報を得られるため、その全てを覚えておくことは難しいと思います。自分の家にも取り入れたいなと思う間取りや仕様、色目、アイデアがあればぜひ写真を撮ったり、メモをとっておきましょう。見ているうちに自分や家族の好みがはっきりしてくるのがわかるはず。また、家具や部屋の実際のサイズを測っておくことも大切です。

見学の際のチェックポイント!

・担当者の印象をチェック

もしそのメーカーでの施工を決めた場合、見学で案内してくれたメーカーの担当者さんがそのまま窓口になることが多いです。マイホーム購入では担当者さんとの相性がとても大切です。これからパートナーとして信頼を築いていけるかよく見ておきましょう。

・家の設備、機能
浴室のサイズやコンセントの位置など、少しでも気になるところがあればどんどん確認しましょう。目に見えない耐震・耐熱等の家の内部についても聞いておくと安心ですね。

・リビングルームのチェックポイント

広さや天井の高さは?
間取りの広さや天井の高さは空間の広がりと密接な関係があります。ソファやダイニングテーブルに腰掛けてみて、イメージしてみましょう。
床や壁の質感と色は?
床の色や壁紙の色は変更が可能。どんな種類の素材があるか担当者に確認してみましょう。
壁面のサイズは十分?
リビングに置きたいテレビや家具などがうまく収まるか確認してみましょう。

POINT!モデルハウスでは写真でわからない、質感や空気感がチェックできるのがいいのよ。床や壁、ドアなどに触れるのはもちろん、窓の外をのぞいて景色もチェックしなくちゃね。

・キッチンのチェックポイント

キッチンの収納量や使い勝手は?
キッチンの収納扉も開けてみて、容量を確認。
食器棚と冷蔵庫を置く位置、サイズは?
食器棚や冷蔵庫をどう置くか、サイズは問題ないかを見ておきましょう。
家事動線、コンセントの位置や数は適正?
実際に料理をするつもりで、動いてみて動線を確認してみましょう。電子レンジ、炊飯器、コーヒーメーカーなどよく使う家電のコンセントの数が確保されているかもチェック!

POINT!シンクの高さや扉の開け閉めまで 体験できるのがモデルハウス見学のいいところ!キッチンア用品の開け閉めもしてみて、家事がしやすいか、お手入れしやすいかなど、使い勝手を確認しましょう。

・お風呂、トイレ、洗面室のチェックポイント。

浴槽や洗面台の大きさは?
バスタブは、実際に入ってみて窮屈ではないか、深さはちょうどいいかなど快適さをチェック。洗い場も、床面の感触やサイズなどをしっかり確かめておきたい。
収納は十分?
タオルや衣類などの収納や化粧品、ストックなどモノが多い洗面室や脱衣室。適した場 所に適したサイズの収納スペースがあるかどうかをみておきましょう。
設備は自分が望むようなもの?
どんどん進化する設備もしっかりチェック。標準仕様がどんなものかを質問してみましょう。希望があれば、変更が可能かどうかもその場で確認してみて

POINT!お風呂やトイレの設備は機能がさまざま。譲れないポイントが何かわかっていると安心です。

・階段、寝室、子ども部屋のチェックポイント

広さはちょうどいい?
ベッドを置いたり、机を置いたり、家具をおくのに十分な広さがあるかどうかをチェック。
床や壁の質感は?
床や壁は実際にさわってみましょう。子ども部屋の壁紙や寝室の壁紙なども、どんなセレクトができるか聞いてみましょう。
窓の大きさ、向き、配置、採光は?寝室や子ども部屋は窓の位置に注意を。ベッドをどこに置くか、家具の配置もイメージしてみて。
収納スペースは十分? 
季節の衣類を収納できるウォークインクローゼットなど十分なスペースがあるかどうかを確認しておきましょう。

POINT!寝室や子ども部屋はプライバシーや遮音を気にしておきたい場所ね。あとは、2階にいても気配を感じるような家が、子育て家庭にはうれしいかも。

・収納のチェックポイント

使い勝手はよさそう?
扉や棚など建具の形式もしっかりチェック。どこにどんなものをしまって、どんな風に使うかシミュレーションしてみましょう。
収納は生活スタイルに合わせて家族の趣味や来客の有無など、必要な収納はライフスタイルによって変わります。生活シーンをイメージしながら、自分にあった収納をモデルハウスで見つけましょう。

POINT!収納の扉は開けてみて、使いやすいかどうかチェックしてみてね。自分の持ち物を考えて、どこに何がしまえそうか考えてみるのもいいかも。

まとめ

モデルハウス見学では事前準備がとても大切なのがお分かりいただけたでしょうか。

例え成約に至らなくても、実際に建ったお家を見て、触れて、感じることは、必ず今後の家づくりの参考になります。

皆さんの素敵なマイホームへの第一歩になる、そんな素敵な見学会になることを応援しております。

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