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子育て世代 マイホーム購入のタイミング

マイホームを購入するのに適した年齢はあるのでしょうか。これまでは、35年ローンを70歳までに返し終える、また、ある程度社会経験を積んで、給料が上がってからと計算すると、マイホーム購入の適齢期は30歳から35歳というのが定説でした。

しかし、いま多くの人がマイホーム購入のきっかけとするのは、年齢ではなく「子どものためにいい環境を作りたい」という思い。特に、「小学校を転校させるのはかわいそうだから」「 子ども机を置くスペースや子ども部屋がない」などを理由に小学校入学前にマイホームを購入する人が増えています。同時に、幼稚園や保育園入園前のタイミングで家を購入する人も増加中です。

今回はそんな子育て世代の方々の住宅購入についてお話したいと思います。

ライフイベントで見る住宅購入のタイミング

住宅購入のきっかけは人それぞれ。その中でも特に多い4つのタイミングをご紹介します。

1.結婚したとき

結婚してすぐに家を購入する場合、子どもが生まれたり、共働きでなくなったりと家庭の状況がどう変化するのか読みづらいのがデメリット。ただ、若いうちにローンを返し終わることができるというメリットもあります。

2.子どもが生まれたとき

子どもが生まれた後は、通学なども視野に入れることができ、将来の見通しがたてやすくなります。どこに家を建てるか、今後どんな転機があるのかをシミュレーションしながら購入を決めましょう。

3.子どもが幼稚園に入園するとき

家を購入するタイミングで1番多いといわれているタイミングです。その地域の中で幼稚園から友達ができ、そのまま一緒に小学校に入学できるのがメリット。親も地域のコミュニティになじみやすいです。

4.子どもが小学校に入学するとき

これまでの生活空間では手狭になり、子ども部屋が必要となる時期です。子どもの転校を避けるためにも、遅くてもこのタイミングまでに家を購入するのがおすすめ。今後のライフプランもたてやすい時期ですね。

 

 

データで見る、マイホーム事情

憧れのマイホーム、世間一般の平均購入年齢は何歳か、ローン額はどのくらいなのかが気になりますよね。

そんなあなたに世間一般のマイホーム取得のデータを集めました。 

1.世帯主の年齢

世帯主の年齢をみると注文住宅(新築)、分譲戸建住宅、分譲マンションでは 30歳代が最も多く、中古戸建住宅と中古マンションでは「40歳代」が約 3 割程度となっています。

主に30代・40代の子育て世代が住宅購入していることが読み取れますね。

2.平均世帯年収

世帯年収(税込)は分譲マンションが最も高く、平均で879万円でした。

3.住宅ローン平均返済期間

住宅ローンの返済期間は、注文住宅、分譲戸建住宅、分譲マンション取得世帯では 30 年を超え、中古戸建住宅、中古マンションの取得世帯では 30 年未満でした。 

4.住宅ローン平均年間返済額

住宅ローンがある世帯の年間返済額は、分譲マンションの取得世帯で最も高く139.1万円。注文住宅、分譲戸建住宅、中古戸建住宅の取得世帯でも100万円を超えています。

世帯年収に占める返済負担率は、最も高い分譲戸建住宅で18.6%です。

【1~4引用元】国土交通省「令和2年度住宅市場動向調査」より

まとめ

様々な情報をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?住宅購入は一生に一度の大きな買い物。家族のライフプランをしっかり立て、計画的に住宅購入に備えましょう。

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