
間取りで家事効率が大幅UP!動線づくりのポイント
共働き世帯は2011年ごろから増加し、「夫:会社勤務・妻:専業主婦 < 共働き世帯数」の構造が定着しつつあります。子育て世帯のママは、家事に仕事、園や習い事の送り迎えと1日があっという間にすぎクタクタになりがち。
そんなママを助けるのは、実は家。家が送り迎えのラクな場所にあれば? 家事の手間を減らせる間取りなら? 規則正しい生活に導く間取りなら?
忙しいママ必見!「流れ」のある家と間取りのポイントを教えます。
目次
「家の場所」で解決!通勤・送迎の「流れ」をスムーズに

家を購入するときは通勤しやすい職場の近くや駅の近くを選びがち。でも、実はそれがママの悩みのタネになっているかも?! 通勤と送迎の流れについて考えてみましょう。
子どものお迎えがしやすいのは?
都心や駅の近くなど利便性の高いエリアは、往往にして保育園不足になりがち。通勤に便利だからという理由で家を選ぶと、近くに保育園がないため通勤プラス保育園へ送 り迎えする時間が大きな負担となります。
反対に、少々駅から離れていても自宅と保育園が近いと送り迎えの手間と時間が省け、最終的に通勤時間が短縮できるというメリットが。パパママどちらも送り迎えができるという点も評価できます。同時にママ同士のコミュニティもでき、小学校からの人間関係もスムーズになるという良さもあります。同時に、学童や習い事の場所が家の近くにあることも、小学校に上がってからのお迎えをスムーズにします。

近居にも注目!
いま、子どもを産み育てながら共働きを続ける家族が増えています。この子育て中の共働き家族を支えるのが親の育児・家事サポートです。かつては「同居」というスタイルが主流でしたが、これからのトレンドは「近居」。住まいは違うものの、日常的に往来できる距離に住むこと。ライフステージのある場面で互いに相互援助できるような距離感を求める人が増えています。
同時に、親に子育てをヘルプしてもらったり、将来的にベビーシッターさんやヘルパーさんなどが住宅内に入ることを想定した間取りにも意識が高まっています。玄関のそばにクローゼットを設けて子どもの世話に必要なものをまとめたり、洗面室と洗濯スペースを分けてプライベートをさらさないようにするさまざまな工夫があります。
育住近接
リクルートホールディングスによると、2018年の住まいのト レンドキーワードは「育住近接」。共働き世帯は増加の一途をたどり、「職住近接」といわれる都心志向、駅近志向が高まっている一方、利便性の高い人気エリアでは、保育園不足や周囲の住民との繋がり不足から生じる育児中の親の精神的・時間的負担が課題。このため、子育て世帯を中心に、保育園や学童保育が自宅から近ければ、駅は多少遠くてもかまわないという「育住近接」の住まいが選ばれるようになっています。
間取りで日々のお悩み解決!
住宅の場所もそうですが、間取りによっても日々の家事や育児の悩みを軽減することができます。
そんなママを助ける素敵な間取りをご紹介します。
家事動線

共働きが増加する中、夫婦で家事や育児を協力してスムーズに行える間取りに注目が集まっています。家事を効率よく行うための導線にはどんなものがあるのでしょうか。
1.キッチンをもっと自由にする

回遊性のいいキッチンでお手伝いをラクにする
かつてはフルタイム勤務の共働きであっても、妻がメインで家事・子育てを担当することが多かったのですが、いま若い世代ほど家事・子育てのシェアが進んでいるといいます。それに伴って、便利なキッチンも変化しているのです。
これまで、キッチンの家事動線というとママがシンク、 コンロ、冷蔵庫などを使いやすいように配置するのがポイントでした。1人で動くことを考えられて作られたキッチンで、パパや子どもがお手伝いをしようとしたら…? ついつい「じゃま!」といったセリフが飛び出てしまいそうですよね。そこで、意識したいのは回遊性の良いキッチン。互いにじゃまになることなく、みんなで食事の用意や後片付けができれば、安心です。

キッチンと洗面室は隣り合わせがいい
食事の用意をしながら、洗濯をし、さらにその合間に化粧まで。調理と洗濯を安心して 同時進行させられる間取りは、とっても便利。小さな子どもがいても、ママを追っかけてあっちこっち…ということもなく安心です。暖かいリビング から直接バスルームに行けるのもメリットの一つです。
2.洗濯導線をスムーズにする

「洗う・干す」を近づける
洗濯は「洗う、干す、たたむ、しまう」の一連の行動が長く、時間と天候に左右されるやっかいな家事の一つ。日中、家を開けている共働き夫婦にとって、ここをスムーズにできるとぐっと家事がラクになるのです。まずは「洗う・干す」の場所を近づけてみましょう。洗濯機は1階にあるけ れど、干すのは2階というのはムダがあるかも。 1階で洗濯する場合、洗面所や浴室を乾燥室にしてしまうのがおすすめ。突っ張り棒などで干すスペースを作って、除湿機や浴室暖房乾燥機などを使用しましょう。これなら、天候も気になりませんね。また、外干ししたい人は、通常1階にある洗濯機置き場や浴室を2階に設置してしまうのも◎。洗ったものを2階に持って上がらないだけでもストレスが随分軽減されます。
「干す・しまう」をもっとスムーズに!
洗濯の中で、最も面倒な「干す・しまう」作業。「こうしなければ」という思い込みを捨てて、効率を中心に洗濯を見直してみませんか。
- お風呂に入るとき、脱いだ服は各自で洗濯機に入れる
洗濯用のバスケットも不要! 日常着には仕分けも必要なし!
- ハンガーで干して、そのまましまう
シャツやスカートだけでなく、Tシャツなどの衣類もハンガーにかけて干し、乾いたらそのままクローゼットへ。
- 小物類は入れるだけ収納に
靴下やベビー用のスタイなど小さなものは一つ一つ畳まず、かごにポイッと入れてしまいましょう。
子育てを応援する家

毎日ほめてあげたいのに、子どもに注意してばかり いませんか?でも、もし「お片付けしたの?」と言う前に、子どもが自分から「お片付けしたよ!」と言ってくれたら・・・。うれしくて、子どもをたくさんほめてあげたいですよね。大切なのは“子どもが自分自身でできること”そして“できることを増やすこと”そのためには規則正しい習慣を身につけることがとても重要です。
子ども導線ってなあに?

「効率よく」「続けやすい」子どもたちを 「規則正しい習慣に導くための動線計画
リビングダイニングを中心に、子どもの持ち物の収納場所や学習場所を考えるプラン。子どもの行動と持ち物に合わせて「場所と収納」を配置。子どもが効率よくお片付けや整理整頓、学習ができ、習慣化しやすいように配慮した動線計画です。
規則正しい生活習慣+規則正しい学習習慣=学習意欲の向上
ただいま収納シリーズ
子どもたちに、「いつ・どこで・なにを」しまうかをわかりやすくした収納です。 子どもにとって使いやすく、安全性に配慮した設計です。
※ただいま収納シリーズはキッズデザイン賞を受賞しています。
1.ただいまクローク
靴や雨具などが収納できます。靴を揃えたり、決まった場所に置くということがしやすくなります。
2.ただいま手洗い
玄関近くに設置することで帰宅時のうがい手洗いがしやすくなります。※タイルは商品に含まれません
3.ただいまクローゼット
リビングダイニ ングへの設置で、ランドセルや教科書など学用品や、制服などの整理整頓に大活躍。
4.ただいまPOST
連絡帳を置いたり、時間割などを貼ることができます。
5.ただいまカウンター
地球儀を置いたり、図鑑や辞書を収納することができ、ダイニングテーブルでの学習がしやすくなります。
6.ただいまTVボード
ぬいぐるみを入れたかごやボックスが収納でき、お片づけがしやすくなります。
7.ただいまマグネットボード
子どもの絵や賞状、家族で行った旅行の写真などを飾ることができ、会話やコミュニケーションのきっかけを増やします。
8.ただいま背比べ
子どもの成長の記録を残すことができます。
※「子ども動線」は住友林業の登録商標です。※収納シリーズの「ただいま」は住友林業の登録商標です。※収納シリーズの「ただいま」は商品追加、改良のために仕様・外観は予告なしに変更することがございますのでご了承ください。※「子ども導線」及び収納シリーズの「ただいま」は学力の向上を保証するものではございませんが、ご家庭におきまして、お子様の健やかな成長を願い、微力ながらお役に立つことができれば幸いでございます。
まとめ
流れのある家・間取りをご紹介しましたがいかがでしたか?
みなさんのマイホーム購入の参考になれば幸いです。
