
花粉・ホコリを掃除してアレルギー予防!
春になると風とともに運ばれてくる花粉、黄砂などのチリやホコリが気になります。
アレルギー予防のためにも、こまめに手入れをして部屋を清潔に保ちましょう。
1.ホコリをためない工夫
ホコリのほとんどは繊維から発生するといわれています。外から入ってくる粒子には土や砂、花粉、排気ガスなどがあり、これらのものが混ざり合ってホコリとなります。ホコリを効果的に取り除くためには、その主成分となる室内の布製品を減らすのがポイント。また、花粉などの小さな粒子は服などについたまま家の中に持ち込まれることもあるので、帰宅時にはコートなどのアウターを専用のブラシでブラッシングしましょう。また、朝起きた直後や家に帰ってきたすぐはホコリが床に落ちているので、そのタイミングでモップなどで取り除くときれいに拭き取れます。

2.窓ガラスをキレイに
窓ガラスの外側には、花粉や砂、泥、黄砂、排気ガスなどが風にのって飛んできて付着し、汚れとなります。春は、特に窓ガラスが汚れやすい季節。濡らした新聞紙やスクイージーなどを使って頑固な汚れになる前に対処しましょう。ガラスの縁にもホコリがたまるので、固く絞った雑巾で枠全体を拭くようにしましょう。また、サッシのレール部分に砂やホコリがたまると開閉に支障をきたすことがあるので、いつもきれいにしておきましょう。古い歯ブラシなどを使ってホコリを掻き出し、その後、部屋に入らないように注意しながら掃除機で吸い取ります。

3.フィルターのお手入れ
2003年に建築基準法が改正され、住宅においても住宅用換気設備により24時間いつでも機械的に換気を行うことが義務付けられました。換気システムの給排気口にフィルターがある場合、フィルターにはホコリなどが溜まりやすいので、定期的にお手入れしてください。
外側のお手入れ〈月に1回程度〉
- スイッチをオフにし、ファンを停止する
- カバーやパネルがある場合は外す
- からぶき、または掃除機でホコリを吸い取る
※ご使用の種類により汚れ具合や見た目が異なります
ルーパー表面をからぶき、または掃除機でホコリを吸い取る
※ご使用の環境により汚れ具合が異なりますので、汚れが目立つ場合は日常的にお手入れをしてください。


内側のお手入れ〈3カ月に1回程度〉
- 分電盤のブレーカーを落とす
- カバーを外し、中にあるファンを取り出す
- 台所用中性洗剤を浸した布で拭き取り、からぶきする
- 本体のホコリなどをブラシなどで落とす
- 取り外した逆の手順で組み立てる
※ご使用の種類により汚れ具合や見た目が異なります

まとめ
花粉やホコリそのものを除去するのはもちろん、そもそも家に入れないための工夫が大切なことがお分かりいただけたでしょうか。
自らの体と心の健康のためにも日頃からこまかい掃除をし、「空気のきれいな家」を目指しましょう。

この記事を書いたライター
スムシア編集部 | 日本中央住販 大阪
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