
間取りの動線で家事・子育ての負担を大幅軽減!
数多くの調査やグループインタビューで聞いた「ママのリアルな声」をもとに、ママ目線での家づくりをご紹介していきます。
その中でも数多く「家にあったらいいな」というお声をいただくのが「間取りの動線」です。
家の中の動線を充実させることで、いわゆる「名も無き家事たち」をスムーズにこなせることができ、家事や育児の大幅な負担軽減に繋がります。
今回は間取りに取り入れられるさまざまな「動線」をご紹介したいと思います。
1.水回り(キッチン・洗面・お風呂)の動線
食事の用意をしながら、洗濯をし、さらにその合間に化粧まで。調理と洗濯を安心して同時進行させられる間取りは、とっても便利。小さな子どもがいても、ママを追っかけてあっちこっち……ということもなく安心です。暖かいリビングから直接バスルームに行けるのもメリットの一つです。

2.洗濯動線
「洗う・干す」を近づける
洗濯は「洗う、干す、たたむ、しまう」の一連の行動が長く、時間と天候に左右されるやっかいな家事の一つ。
まずは「洗う・干す」の場所を近づけてみましょう。洗濯機は1階にあるけれど、干すのは2階というのはムダがあるかも。1階で洗濯する場合、洗面所や浴室を乾燥室にしてしまうのがおすすめ。突っ張り棒などで干すスペースを作って、除湿機や浴室暖房乾燥機などを使用しましょう。これなら、天候も気になりませんね。
また、外干ししたい人は、通常1階にある洗濯機置き場や浴室を2階に設置してしまうのも◎。洗ったものを2階に持って上がらないだけでもストレスが随分軽減されます。

ランドリールーム
洗濯専用の部屋「ランドリールーム」があると洗う→干す→たたむ→アイロンをかけるの一連の流れを一か所で行うことができます。
さらに同じ階にウォークインクローゼット等があればさらに「たたむ」工程まで省略することも可能です。

3.キッチンの動線
パントリー
買ったはいいけどあることを忘れて賞味期限を切らしてしまったり、ストックがあるのにまた買ってしまったり、なんてことはありませんか?
パントリーがあれば食品を一か所にまとめて管理できるので賞味期限やストック数などの把握がしやすく、ロスを減らすことができます。


またキッチンの外側にパントリーを設置すると、料理中に子供が冷蔵庫へおやつやドリンクを取りにきたりして危険!ということも減らすことができます。
アイランドキッチン
アイランドキッチンにすれば、回遊性が大幅UP!
パパはもちろん、お子さまも積極的にお手伝いできるので食育にもなりますね。

4.どろんこ(ただいま)動線
玄関から直接、お風呂に直行できる動線で、子供が外からどろんこになって帰ってきても部屋を汚すことなくお風呂に入れられます。

また、帰宅後の手洗いうがいを率先して行え、習慣づけにもつながるので、ママが「手洗いしなさい!」と叱る回数も減らすことができます。
まとめ
家の間取りに動線を取り入れることで、家事・育児の手間は驚くほど変わります。
賢く動線を取り入れて、ママも自分の時間をしっかり確保しましょう。

この記事を書いたライター
スムシア編集部 | 日本中央住販 大阪
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