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収納にゆとりを持って心にもゆとりを持とう

数多くの調査やグループインタビューで聞いた「ママのリアルな声」をもとに、ママ目線での家づくりをご紹介していきます。

子育てをしているとどうしても付きまとう悩みは「部屋の散らかり」ですよね。
ベビーベッド、ベビーカー、ジャングルジム等の大きめのおもちゃ達、幼稚園や学校での制作物などなど…。
お子様の成長と共に大量の「もの」で家の中が溢れかえってしまいます。

扇風機やヒーター、電気カーペットなどの家電、布団などの季節ものの入れ替えや掃除機などの掃除道具、何気にルンバの置き場所に悩む…なんてことも。

収納スペースにとりあえず押し込むのは良いけど、後で必要になった時にどこにしまったか分からなかったり、そもそも収納スペースがもうなかったり…。

そこで今回は、間取りに取り入れられるさまざまな「収納」をご紹介していきたいと思います。

平均的な収納率は、マンションで8%~10%、一戸建てで13%~15%程度と言われています。十分な収納率を確保して収納にゆとりを持ちましょう!

※収納率とは、住宅の床面積に対する収納面積の割合のこと。

ウォークインクローゼット(WIC)

ウォークインクローゼットとは、その名の通り中で歩けるくらい広いクローゼットのことです。一般的に2畳以上の収納スペースのことを指します。ウォークインクローゼットには大きく分けて4種類の形があります。とれるスペースの大きさによって形を決めましょう。

衣服だけではなく、バッグや帽子、アクセサリーなどのファッショングッズを全て一か所にまとめることができるので朝の準備の際に非常に便利です。また、スペースにもよりますがゴルフバッグやスーツケース、スキーグッズなどの大型用品や季節品まで収納できます。

衣服を全てハンガーにかけて収納できるので、洗濯物をたたむ手間が省けるのも嬉しいですよね。

【番外】ウォークスルークローゼット

出入り口が2ヶ所あって通り抜けできる形のウォークインクローゼットのことを、ウォークスルークローゼットと言います。

通り抜けることができるので生活の動線を確保できて非常に便利です。行き止まりにならないので敷地が狭くても設置しやすいです。扉をつけないことが一般的なので通風や採光もばっちりです。

しかし、ちゃんと動線を検討してから配置しないと逆に不便、なんてことにもなりかねないので注意が必要です。


シューズインクローク(SIC)

シューズインクロークとは玄関にある土間続きの収納スペースのこと。

玄関と言えば大量の脱ぎ捨てられた靴や子供の外遊びグッズなどで何かと散らかりがちですよね。

土間続きの収納があれば泥だらけのものやベビーカー、ゴルフバッグなど、収納場所に困るもの達をしまえるので玄関をすっきりキレイに保てます!

もちろん背の高い靴や、ポールを設置すればコートやバッグ等も収納できます。

スペース次第では中でアウトドアギアのお手入れをしたり、DIYも楽しめますね。手洗い場などを設置するのもおすすめです。

【番外】ウォークスルータイプのSIC

WICと同じく、SICにも通り抜けできる形のものがあります。

ウォークスルータイプだとお客様用の玄関と家族用の玄関を分けることができるので玄関が散らかる理由が無くなります。

ニッチ

ニッチとは、壁の柱の間の空洞を利用したちょっとした収納スペースのこと。壁のデッドスペースを利用するので敷地面積があまりなくても取り入れらる収納です。

家族写真やお気に入りの観葉植物などをおしゃれに飾ることができます。

ニッチを設置する際は家具の配置等をしっかり考慮してからにしましょう。

パントリー

パントリーとは、食糧庫のこと。

キッチン付近に設置することが多く、週末に大量にまとめ買いをしてもばっちり収納できます。

何といっても、食料品を一か所にまとめることができるので賞味期限やストックの数などの把握がしやすく、食材のロスを防げます。

もちろん食器やたまにしか使わない料理家電の収納場所としても便利です。

床下収納

床下のスペースを利用した収納なので、敷地面積が狭くても設置できます。非常用の食料や洗剤のストックなど、普段使わないようなものを片付けておくのに便利です。

どうしても床下なので、湿気が多くなりがちなので除湿剤などを入れておくのがおすすめです。

取り出すのが大変なので重ねてしまわないようにすることと、あまり重いものをしまわないようにしましょう。

ルンバの秘密基地

あると大変便利なロボット掃除機。しかし、収納場所に困るものの代表ですよね。そんな時は扉を閉めていてもルンバが戻ってこられるよう、底上げした棚を設置し、コンセントをつけてルンバの秘密基地を作るのがおすすめです。
また、階段下のスペースを利用して専用スペースを設けるのも◎

まとめ

いかがでしたか?収納スペースと一言で言っても、さまざまな種類があることがおわかりいただけたでしょうか。

収納にゆとりがあると、心にもゆとりがもてますね。

部屋を散らかさないためにはそもそも「モノの定位置」を決めることが大切になってきます。そのためにお家の収納スペースを確保して、家の中を整理整頓しましょう!

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