暮らしの情報サイト 住むだけでしあわせになる家づくり

「暮らしの情報サイト」住むだけでしあわせになる家づくり、スムシア!

子どもの成長を促す!?子ども部屋の作り方

子育て世代の家族がマイホーム購入を検討するきっかけの多くは「子どもが小学校になるから自分の部屋を持たせてあげたい」「子どもの物が増えて収納スペースがない」などが非常に多いです。
そこで今回は、これから子供部屋を作る方に知っておいて欲しい事や、おすすめのレイアウト等をご紹介していきます。
「自分の部屋を持つのは何歳くらいから?」「家のどこに設置するのが良いの?」「広さはどれくらい必要?」そんなよくある疑問にもお答えしていきますのでぜひ最後まで目を通してみてくださいね。

子供部屋を作るメリットって何?

子供部屋を作るメリットは大きく分けて3つあります。

その1 子どもの自立心を養える

小さい子どもは親にべったりなことが多いですが、自分の部屋を持つことで自然と親との距離もとれ、自立心が養われます。ちなみに欧米では生まれてすぐの赤ちゃんの頃から自分の部屋を与え、一人で寝る習慣をつけさせることが一般的です。

その2 プライバシーを確保できる

当たり前ですが子どもにもプライバシーは必要です。特に大きくなるにつれて1人になりたい時や、親の目を気にせず友達を家に呼びたい時なんかも沢山出てきます。また、親にとっても自分達の時間を確保できるというメリットがあります。コロナで自宅で過ごす時間が増えた今、さらに「個人の時間」は大切にしてあげたいですですよね。

その3 部屋が片付く

子どもが自分の部屋で遊ぶようになると、当然リビングに散乱したおもちゃ達がすっきりしますね。また、自分の部屋の物は自分で片付ける習慣をつけさせることで、しっかりと物の管理や整理整頓ができるようになります。そのためにも、子供部屋には十分な量の、片付けやすい収納を設置するようにしましょう。

子ども部屋をつくるのはいつがベスト?

一般的には小学校入学と同時に、というご家庭が多いようです。小学校に入ると幼稚園・保育園とは違い、家でやる宿題も増え、ランドセルや教科書などの物も一気に増えます。小学校高学年になってくると思春期を迎える子も多く、友達を家に呼んでも親の前だと恥ずかしがったり、親と喧嘩して自分だけの時間が欲しい時なんかも出てきます。
ただ、せっかく早めに子供部屋を準備したけど部屋には行かず、ずっとリビングで過ごしている、なんて話もよく聞きます。子どもの成長はそれぞれなので、その子のタイミング合わせて部屋を準備すると良いでしょう。

子ども部屋の一般的な広さはどれくらい?

子ども部屋は一般的には4~7帖が多いです。子どもの荷物はどんどん増えていく一方なので、部屋にはクローゼット等の収納スペースを確保しましょう。
最近ではあえてお部屋を小さくして、リビングでの家族団らんの時間を増やすという考え方の家族も増えているようです。また、後ほど詳しく説明しますが、小さい頃は兄弟で使用し、成長してから2部屋に分ける間取りなんかもあります。

4~5帖のお部屋

小さいベッドと机ならギリギリ置けるかな、といった広さです。お部屋とは別にリビングや踊り場、スキップフロアなどにスタディーコーナーを配置して、勉強はリビングで親と一緒に、部屋は寝室、というスタイルにするのもおすすめです。

6帖くらいのお部屋

ベッド・机と収納棚が置けて、すこし遊べるスペースもある日本の家庭で一般的な広さです。お友達を数人呼んでも大丈夫ですね。

7帖以上のお部屋

かなり広く、スポーツ用品や趣味の道具なども置くことができます。2段ベッドなどを置いて兄弟で使用する場合も。

リビング学習と子ども部屋での学習を使い分けよう!

最近注目されている「リビング学習」。毎日ある学校の宿題等を帰ってすぐ行えたり、分からないところがあればすぐに親に質問ができたり、思い立ったらすぐに勉強を始められるので、習慣化できることが魅力ですよね。
対して、一人で集中して行いたい暗記科目や読書、道具が散らかる工作などは子ども部屋で行う方が効率が良いですよね。

このようにその日の学習内容によって臨機応変に勉強場所を上手に使い分け、お子さまの勉強を習慣化させましょう!

階段途中のスキップフロア

リビング横のスタディコーナー

子ども部屋どこにつくるのがいい?

部屋自体を設置する場所ですが、「リビングを通らないと部屋に入れない間取り」を意識するようにしましょう。例えば、2階へ上がるための階段までリビングを通らなければいけない、という「リビング階段」などです。

学校から帰ってきてそのまま部屋に直行されてしまうと、家に帰ってきていることすら気付かなかった、なんてすれ違いは寂しすぎますよね。お子さまがデリケートな時期でも、毎日顔を見て様子を伺うことはとても大切です。

さらに吹き抜けなどがあれば常に家族の気配を感じることができ、安心できます。子ども部屋に入る時に夫婦の寝室の前を通る間取りだとなお良いですね。

アクセントクロスでおしゃれな子ども部屋に!

子ども部屋もおしゃれにしたい!と思う方は多いです。そんな時に便利なのがアクセントクロスです。お部屋の壁や天井の一部を別の色の壁紙にすることで、一気にお部屋の印象が変わります。
子ども部屋だからこそできる、黄色や水色などの明るい色が人気です。可愛いらしいピンクのお部屋も素敵ですね。また、緑色には集中力UPの効果があると言われているので、勉強が捗るかもしれません。ただし、張り替える予定がないなら、子どもが大きくなっても飽きの来ない色や柄を選ぶように注意しましょう。
中高生になった時に、ペンキを使って自分の好きな色にDIYするのも楽しそうですね。ただし、撥水加工された壁紙を利用していたり、壁紙に破れなどがある場合はペンキを上から塗ると微妙な仕上がりになってしまう場合があるため注意してください。

アクセントクロスの選び方の記事はコチラ→「失敗しない!アクセントクロス選びのコツ」

子ども部屋のアイデア3選

1.いま、「しきれるーむ」にする方が増えています!

例えば2人兄弟の場合。小さい頃は一緒におもちゃで遊んだり、一人で眠るのがさみしかったりするので同じ部屋の方が楽しかったりします。しかし大きくなってくると、だんだん「自分だけの部屋」が欲しくなってくるものですよね。そんな時には間取りを変えられる「しきれるーむ」がおすすめです!
はじめは大きなひとつなぎのお部屋ですが、お子さまの成長に合わせて真ん中に壁を入れるなどして2部屋に分けることができる間取りです。

大きくなるまでは兄弟みんなで楽しく遊べます!

2.お部屋の壁がキャンバスに!「落書き壁」

どの子も一度はやらかす、壁への落書き。ダメと言われれば余計にやりたくなるのが子どもの性(さが)ですよね。そんな時におすすめなのがこの「落書き壁」です。その名の通り、落書きしても大丈夫な落書き専用の壁を子ども部屋に設置しちゃいましょう!
大きなキャンバスに大興奮すること間違いなしですね。もしかしたらお子さまの芸術的センスが爆発してしまうかも…!?

3.お部屋のデッドスペースを有効活用!「造り付の家具」

お部屋のデッドスペースを利用した造り付の棚を作ると、後から収納棚などを買わずにお部屋にぴったりの収納スペースを設けることができます。

さりげないボーダーのアクセントクロスも、とても可愛らしいですね

まとめ

ここまで子ども部屋について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
色々書いてきましたが、結局のところ一番大切なのはお子さまの意見です。一緒にあれがいい、これはいや!とお子さまの意見を尊重しながらのお部屋つくりを楽しみましょう。
子ども部屋は大切な幼少期から子どもが過ごす場所。少しでも自分の落ち着く、大好きな空間になるような手助けをしてあげれると良いですね。

この記事と同じカテゴリの記事