世界屈指の地震国である日本。近年、全国各地で大地震が発生すると同時に、今後30年以内に南海トラフ地震が発生すると想定されるなど、地震への備えは現実的な課題となっています。制振ダンパーを標準採用することで、大切な家族と住まい、財産を守ります。
安定した制震性能を発揮する「フェノール樹脂」を採用。自動車のディスクブレーキにも使われる優秀な樹脂で揺れを制御します。Kダンパーの摩擦材の耐久性は、なんと169年以上※!700回の繰り返し摩擦の後でも性能の劣化は見られませんでした。
※大臣認定申請用試験結果
耐力壁の強度を表す数値「壁倍率」は、0.5~5.0倍の幅で設定されており、数値が大きくなるほど強度が高くなります。Kダンパーは、鋼製K型筋交いにより壁倍率3.3倍という優れた耐震性も兼ね備えています。
温度・速度依存性の確認試験や、認定機関による厳しい試験・審査をクリアしています。国が認めた信頼度の高い製品で、家族と住まいの資産価値をしっかり守ります。
Kダンパーと筋交いの実大比較実験で大地震相当の振動を試験体に加えました
大地震の後には繰り返し余震が起こるため、本震は耐えることができても、後の余震で倒壊してしまう…ということも実際に起こりえます。耐震性と制震性を兼ね備えたKダンパーなら、震度5強以上の大きな揺れも、その後に起こる余震のような小さな揺れも、すべての震度をカバーできます。
※平成29年消防白書による。
木と鉄を比べると燃えやすいのは木。だから、木造の家は火事に弱いと考えていませんか?
しかし、小さな木片ならともかく住宅建材のようなある程度の太さや厚さがある木材は、火がついてからしばらくは表面だけが燃え内部まで進行するのに時間がかかります。そう、木造建築は火災が起こっても強度が低下しにくいという性質をもっているのです。
木はいったん燃えても表面に炭化層を作り、内部まで火が到達するまでに時間がかかります。炭化層ができると、燃えて炭化した表面が内部への酸素提供を遮断するため、燃え進むのに時間がかかるのです。
鉄は火災時レベル(700〜950℃)の熱を受けると、熱伝導率が早く温度が急激に上がってしまいます。急激に強度が低下し、家の骨格が曲がってしまえば、家は強度を保つことができず、短時間で崩れ落ちてしまう可能性があるのです。つまり、火に耐えて長く家の形を保っていられるのは木造の家なのです。
火の通り道となる床や壁の内側において、枠組み材などがファイヤーストップ材となって空気の流れを遮断し、上階へ火が燃え広がるのをくい止めます。同時に床根太、枠組材などが一定感覚で組まれている床や壁の内部構造は、防火区画がいくつも作られているのと同じ状態。火災時に石膏ボードが突破されても、2重3重の防火機能を持つファイヤーストップ構造により、火災時の被害を最小限にくい止めます。