台風への対策について
9月に入り、台風情報を立て続けに耳にしております。
先月15日にも台風10号が到来、交通機関が混乱した事は記憶に新しいでしょう。更に昨年の台風21号は記録的な猛威で、関西では停電や倒木など大きな被害に見舞われました。
台風14号は熱帯低気圧に変わりましたが、いつまた新しい台風がやって来るか分かりません。
台風に備えて家で出来る事はないのでしょうか?
今回はその一部をご紹介します。
窓ガラス対策
台風の飛来物が窓に当たってガラスが割れた…。こんな被害も少なくは有りません。
その為の窓のシャッター雨戸を閉める事。電動なら力のない女性でもボタン一つで簡単に閉める事が出来ます。
とはいえ、シャッター雨戸が備わっているお家は実はあまり多くありません。
そんな時どうすればいいの?また、「いや、台風明日来るんですけど…」といった緊急事態の場合はどうしようもないのか?
窓ガラスの飛散防止の応急処置として、こんな対策はどうでしょうか?
ズバリ、窓にガムテープを貼ります!
縦、横、斜めの米印に貼るだけ。これで窓ガラスが割れたときの飛散を軽くします。
ブラインドやカーテンを閉めるのも、窓ガラス飛散防止に一役買います。
台風が通り過ぎてテープを剥がしたら、粘着面でガラスが一面ベッタベタ…にならないように、段ボールを貼付けるのも一つの手です。
もし時間があるのでしたら、窓の防犯フィルムや飛散防止フィルムを貼るのもいいですね。
注意して頂きたいのは、台風のときは窓は開けないで下さい。
窓がガタガタと音を立ててうるさいから開けてしまおう、と思われる方もいますが、これはNGです。
台風の威力の程度によりますが、そこから吹き込んだ風で家財道具が倒れたり、最悪屋根が吹き飛ぶ可能性もあります。
そして窓の周辺やマンションのバルコニーには物を置かず、飛来物となるような物を作らない事も重要です。
排水溝の清掃
自宅前に排水溝がある場合、またはマンションのベランダの排水溝。
例えばそこに落ち葉やゴミがたまっている場合は台風が来る前に掃除をしておいていください。
台風や大雨でその排水溝が詰まってしまったら、逆流して浸水するかもしれません。
マンションとなると階下や隣にも影響を及ぼす可能性もあり、近隣トラブルの元にもなります。
そうなる前に、きちんと水が流れるように清掃をしておきましょう。
防災グッズの準備
台風のための防災グッズも備えておくようにしましょう。
市販の防災グッズもありますが、ちょっとした身の回りの物が役に立つ事もあります。
昨年の台風20号では電柱、電線が破損し、長い時間停電になる家庭も多くありました。
そんな時に役に立ったのお水です。
水はトイレが使えなくなった場合の為にも用意した方が良いですが、ペットボトルの水と懐中電灯組み合わせて非常用ランタンを作る事が出来ます。
懐中電灯の代わりにスマホのライトを代替えに使ってみましたが、これも使えました。
火を使わないので安全です。
https://twitter.com/MPD_bousai/status/836797698321887232 (警視庁警備部災害対策課twitterより)その他にもツナ缶とこより(綿のひもやコーヒーフィルターなども代用可)でランプも出来ます。役目を終えたツナ缶は勿論食べられます。
いかがでしょうか。
いつ来るか分からない台風。「自分だけは大丈夫」とは思わず事前の備えは行っておきましょう。
窓ガラスが割れた、ガラスをより強い物に交換したいと思われる方は、当社にご相談下さい。